大相撲春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)へ向けて二所ノ関一門連合稽古がJR大阪駅前のグランフロント大阪北館で行われた。横綱・大の里(二所ノ関)、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が3日ぶりに相撲を取り、14番。

最初の一番で相手をはじいて、右を差して寄り切った。土俵際を残して最後突き落とすなど、本場所で見せたような軽やかな動きをみせた。

 一方で琴桜に左上手を許して寄り切られたり、右下手を切られて寄り切られる場面も。昨年11月の九州場所で左肩を痛めており、以前場所前の稽古で見せていた琴桜を圧倒出来ずに8勝6敗。左肩の状態は問題ないというが「明日からさらにエンジンを上げないと厳しい。危機感持ってやらないといけない。いい時の状態は体が一番知っていると思うのでそれに近づけるよう、残り1週間やる」。稽古後には師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)に助言を受け、真剣な表情で耳を傾けていた。

 また昨年に続いて商業施設での二所ノ関一門連合稽古が開催された。「去年もここでやって、巡業みたいな独特な空気感がある。でも変わらず稽古をする」。自動車「メルセデス」の展示場やアパレル「アルマーニ・エクスチェンジ」の販売店前に土俵が築かれる変わった環境にも泰然自若を貫いた。

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