◆報知新聞社後援 東京マラソン(1日、東京都庁スタート~東京駅前行幸通りゴール=42・195キロ)

 日本記録保持者の大迫傑(リーニン)が日本人トップの2時間5分59秒で12位、前日本記録保持者の鈴木健吾は2時間6分9秒で13位だった。“新旧対決”は大迫の勝利となった。

レース後、一騎打ちを振り返った鈴木は「胸を借りるっていうつもりで、最後、負けたくないなっていう思いで走っていました。地力がまずは足りないと感じた」と話した。

 終盤まで同じ集団でレースを進めた2人。大迫が鈴木に給水を渡して上げる場面もあり、レース後、鈴木は「ありがとうございました」と大迫と力強い握手。「感謝しかないです」と笑顔で話した。

 昨年10月に富士通を退社し、独立後の初マラソンだった鈴木。練習について大迫から助言をもらうこともあったと言い、「年齢を重ねていく中で、大迫さんも練習をリニューアルしていったということを聞きました。私も過去の練習ばかりにすがるのではなく、今の体と対話をしながらやっていくべきだなと思います」と先輩のアドバイスを胸に日々、自身と向き合いながら成長を続けていた。

 東京マラソンは定刻の午前9時10分にスタート。大迫と鈴木は序盤、工藤慎作(早大)らも含めた日本人集団に着実について冷静にレースを進めた。一般参加の橋本龍一(プレス工業)が果敢に飛び出して独走を続けていたが、約32キロで吸収した。約35キロからは日本人トップを鈴木と争う“新旧対決”が実現。

最後にグンと抜け出した大迫が勝ちきった。

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