◆報知新聞社後援 東京マラソン(1日、東京都庁スタート~東京駅前行幸通りゴール=42・195キロ)

 日本記録保持者の大迫傑(リーニン)が日本人トップの2時間5分59秒で12位、鈴木健吾(横浜市陸協)は2時間6分9秒で13位だった。

 レース後、日本陸連の高岡寿成シニアディレクターが会見。

「終盤、経験豊富な大迫傑選手、鈴木健吾選手が熱い走りをしてくれた。見応えのある競り合いが見れたと思います。他の選手も積極的にレースを進めた。15度というコンディションでも2時間5、6分を出せたということは、日本マラソン界にとって良かった」と評価した。

 ただ、日本勢トップだった大迫の順位は12位。「まだまだ世界は高いところにある印象も改めて受けました」とも話した。

 28年ロサンゼルス五輪の日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年10月)出場権は、男子5人が獲得。現時点で26名となり、「必ずしも良いコンディションではない中で(2時間)5、6、7分を多くの選手が達成できている。どんな条件でも走れるタフさ。コンディション以上に高い意識を持ってマラソンに挑戦できている」と話した。

 東京マラソンは定刻の午前9時10分にスタート。大迫は前日本記録保持者の鈴木健吾、工藤慎作(早大)ら日本人集団に着実について冷静にレースを進めた。

一般参加の橋本龍一(プレス工業)が果敢に飛び出して独走を続けていたが、約32キロで吸収した。

 約35キロからは日本人トップを鈴木と争う“新旧対決”が実現。駆け引きも繰り広げられたが、大迫が貫禄勝ちした。

編集部おすすめ