◆明治安田J1百年構想リーグ・東 ▽第4節 川崎2―2水戸(PK4―2)(1日・U等々力)

 川崎はJ1初昇格の水戸を2―2で迎えたPK戦の末に下した。前半終了間際に水戸FW加藤千尋に2得点を許す苦しい展開となったが、後半39分にFWエリソンのPKで1点を返すと、同アディショナルタイムに主将MF脇坂泰斗のゴールで同点とし、PK戦で勝利した。

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 執念の同点ゴールを挙げた脇坂は「1点ずつ返していこうということだったが、1点目が(84分と)時間がかかってしまった。まずは同点に、という思いでプレーしていた。(シーンについて)すっと相手の前に入れた。GKが出てきていたので、ループ気味にうまく決められた」と振り返った。敗色濃厚の展開から2点差を追いつき、PK勝ち。主将は「チームとして勝ち点3を目指すマインドでいてほしい。今日なんかは(勝ち点)0を2にしたと思っている。そういった意味では良かったのかもしれないが、ホームで先に2点取られてこのようなゲームになってしまうというのは、悔しさを持った方がいい」と指摘。その上で「前節から改善された部分もある。劇的に変わるものではないが、コツコツやりながら成功体験をつかんでいくしかない。もっともっと一人一人が成長していかないといけない」と表情を引き締めた。

 後半17分に3トップを総入れ替えし、勝負に出た長谷部茂利監督は「(前半から)自分たちのいい形はいくつか作れていて、いつもより多かったと思うが、いい流れの時に得点を取る(ことができず)、そういう時に限って、ちょっとしたことで相手にチャンスを与え失点してしまった。

時間帯も含めてもったいなかった。(後半)やり続けてどうなるか、選手の色を変えて、それぞれ長所があるので、ゴールに迫ろうと送り出した。それで追いつきPK戦になったが、欲を言えば3点取ってほしかったし、欲を言えば(試合を通して)1点に抑えてほしかったという、そういう試合だった」と総括。苦しんでつかんだ勝ち点2には「このようにならないようにしないといけないが、最後順位に響いてくると思うので、大事な大事な勝ち点2です」と捉えた。

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