J2藤枝は、今季初のアウェーとなったいわき戦を2―0で制し、2試合ぶりの白星を挙げた。Jリーグ初出場で初スタメンを果たしたMF近藤優成(22)が全得点に絡む活躍を見せ、強烈な存在感を放った。

 前半11分、FW菊井悠介の先制ゴールの場面では、直前に放った近藤のシュートがポストをたたき、そのこぼれ球から得点が生まれた。さらに1―1の後半29分には、右サイドから近藤が投じた渾身のロングスローを起点に、同じく大卒ルーキーのFW真鍋隼虎が決勝点。いずれの得点にも絡み、勝利に貢献した。

 試合後、元日本代表DFの槙野智章監督から「良かった」と声をかけられたものの、本人は満足していない。「ドリブルでの突破やクロス、カットインからのシュートといった求められているプレーができなかった。自分の良さを出し切れなかった」と反省の言葉を並べた。

 この日は右ウィングバックで先発。国士舘大では4バックのサイドバックとしてプレーしていたが、中学時代まで主戦場としていたポジション”に戻ってきた形だ。大学では終盤に出場機会が減少。それでも母親には「藤枝で頑張る」と誓ってプロ入りを果たした。初舞台で結果を残し、何よりの親孝行となった。 次節は磐田戦。

「球際や運動量はもちろん、縦への仕掛けやカットインからのシュートも積極的に狙っていきたい」と語る22歳。定位置奪取へ、さらなるアピールを続けていく。

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