巨人・阿部監督は2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一へ「新しいチームを作る」と変化を掲げている。今キャンプで見えた走、攻、守の変化に迫る。

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 走塁面での変化は、明らかに形に表れていた。キャンプ最後の実戦だった2月28日の韓国サムスンとの練習試合を例に挙げると、走者一塁から浦田や甲斐が単打で激走し、一、三塁の形をつくった。盗塁も対外試合6戦で10を数え、先の塁を狙う意識が浸透。橋上オフェンスチーフコーチは「積極性という意味で言うと、対外試合で盗塁も含めていい面がだいぶ見えてきた」と一定の手応えを示した。

 昨季はともに12球団ワーストの53盗塁、成功率57%。昨秋のキャンプから機動力改革を進め、今回の那覇キャンプ中には練習の合間に「走塁ミーティング」も行われた。細かく徹底してきた中で、「意識は変わってきていると思います」と同コーチ。足も駆使して得点を奪いたい今季へ向けて、光をともす1か月間だった。

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