使われなくなったグラブをGタウンに設置した「グローブポスト」で回収し、修理後に子どもたちに届ける「グローブ再生プロジェクト」の初年度分がこのほど、日本未来スポーツ振興協会に寄贈された。昨年3月からの9か月で約100個集まり、同協会を通じて経済的な理由や家庭環境でスポーツができない子どもたちへと届けられる。

 プロジェクトを担当する、よみうりランドのボールパーク事業部・奥谷祐さん(40)は元高校球児。過去には東京をホームタウンとする16のスポーツチーム・団体によるプロジェクト「TOKYO UNITE」にも関わり、競技用の靴が買えずに競技継続を断念する子どもの存在を知った。「Gタウンのスタジアムができる時に、子供たちにスポーツができる環境を整えて、一日でも長く続けてもらえるように何かできればと思っていた」と振り返った。

 ポストは今後も継続してGタウンに設置される。「まだまだ知らない方がたくさんいらっしゃる。将来的には(ポストが)いろんなところにあって、使い終わったら捨てるのではなく、きれいにしてまた使えるという流れにもっとなっていけば」と奥谷さん。野球界の裾野を広げる挑戦は続いていく。(小島 和之)

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