◆イングランド・プレミアリーグ第28節 ブライトン2-1ノッティンガム・フォレスト (1日、英ブライトン・ファルマー・スタジアム)

 日本代表MF三笘薫(28)が所属するブライトンはホームで17位ノッティンガム・フォレストと対戦。三笘は定位置の左サイドで先発し、決勝点となった前半15分の2点目の起点となり、1月3日に行われたバーンリー戦以来となるブライトンのホームでのリーグ戦勝利に貢献した。

 前半6分にブライトンのゴメスが右サイドでワンバウンドして浮いたボールを右足で叩き、強烈なボレーでゴール。ホームチームが幸先の良い先制点を奪った。

 しかし7分後の同13分、ノッティンガム・フォレストFWギブズーホワイトが目の覚めるようなミドルシュートを叩き込んで1-1の同点。両者がスーパーゴールを決めて試合が一気に加熱した。

 三笘がブライトン2点目の起点となったのはこの同点弾のわずか2分後だった。縦パスを追った三笘がダイレクトに左足でクロスを放った。

 「中を見た瞬間、2対1のようだった。ちょっとボールが高かったですけど、いいクオリティーを見せてくれたので助かりました」

 三笘のクロスを逆サイドのヒンシェルウッドが頭で落とし、ウェルベックが見事なターンを見せ、右足を巻き込むように蹴ってゴール。ブライトンがあっという間に再び1点をリードした。

 「まあ前回の戦い方に自信を持って、今日もやった感じです。(前節と)同じメンバーだったのでそういう感覚になったのかな」と三笘は静かに振り返った。

 前戦はアウェー・ブレントフォード戦で7試合振りのリーグ戦勝利。

40歳の鉄人MFジェームス・ミルナーのプレミアリーグ654試合出場を達成した記念試合となった。この日も2-0で快勝した前戦と同じメンバーで挑み、ゴールを立て続けに奪った。

 三笘にも鮮烈な決定機があった。前半18分、ゴール正面のスペースのないペナルティーエリア内でウェルベックとのワンツーを決めて、相手の最終ラインの裏に抜け出し、GKと1対1。試合後「もう少し冷静にならなくてはならないです」と語った通り、三笘が右足で合わせたシュートはキーパーにブロックされ惜しいチャンスを逃した。

 それでも三笘はこの後も運動量を落とさず、ピッチを縦横無尽に駆け巡った。そんな迫力のパフーマンスに「スピードとキレが戻ってきたようだが」と質問が飛んだ。しかし、三笘は「いや全然ですね。もう少し上げないときつい」と一言。さらには「ちょっと体調も良くなかったんで、ギリギリでした」と続けて、風邪を押しての出場だったことを明かした。

 次は中2日で首位を走るアーセナルとのアウェー戦。「相手は首位で厳しい試合になりますが、こちらも(2連勝で)いい形で来ているので、守備の共通認識をしっかりすれば、いい試合はできると思います」と話して、スタジアムを去った。

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