大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた時津風一門連合稽古が2日、大阪・堺市にある音羽山部屋で行われた。初の綱取りの大関・安青錦(安治川)が一門外から出稽古に訪れた。

関脇・霧島(音羽山)、小結・若元春(荒汐)を指名。若元春には腕を手繰って、右上手を握って送り出すなど相撲のうまさをみせるなどいきなり3連勝した。

 先場所敗れて姿勢を起こそうとする霧島を逆に起こして、寄り切った。7勝2敗で終えた稽古後には「今日はしゃべらない」と8日の初日に向けて緊張感を漂わせた。

 稽古を見守った音羽山親方(元横綱・鶴竜)は「いつもどおりだった。相手を起こそうとして自分の姿勢が起きるのは良くない」と指摘。同親方は12年前の2014年春場所で綱取りに成功した。秘訣を「意識しないことが一番のポイント。前の場所からの良い流れでいければいい」と明かした。当時は白鵬日馬富士の2横綱で現在の大の里、豊昇龍の2横綱が君臨する状況と同じ。「2横綱との対戦は考えない方が良い。横綱戦の前日になったら考えれば良い」と一日一番を肝に銘じるよう助言を送った。

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