宝塚歌劇の舞台人・タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市、中西達也校長)の第112期生の卒業式が2日、同校で行われ、2年間で歌劇の基礎を学んだ40人が巣立った。記念撮影ではそれぞれ、予科生から贈られたスミレ色のブーケを手に、笑みをこぼした。

 首席で小林一三賞を受賞した國宗美花(くにむね・みか)さん=大阪府大阪市=は「先日、宝塚バウホールで行われました文化祭では、先生方やスタッフの皆様にたくさん支えていただき、40名が誰一人欠けることなく公演を終えることができました。それぞれ悩むこともありましたが、みんなで朝から夜までお稽古したことも、大切な思い出となりました」と答辞を読み、感極まった卒業生がそっと目元を抑える姿が見られた。最後に國宗さんは「終わることのない芸の道を、感謝の気持ちとともに笑顔で、精進してまいります」と誓った。

 40人はこの日午後、宝塚歌劇団に入団。5月23日に宝塚大劇場で開幕する宙組公演ミュージカル・ロマン「黒蜥蜴」、「Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)」で初舞台を踏む。

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