掛川西高(静岡)の卒業式が2日に行われ、昨秋のプロ野球ドラフト会議で中日に育成2位で指名された石川大峨内野手(18)が参列した。2年生だった一昨年の全国高校野球選手権では同校の60年ぶり夏の甲子園1勝に貢献したスラッガーが、高校3年間をともに過ごした球友たちと写真撮影。

後輩たちにはサインをせがまれたりと、別れを惜しんだ。

 精強な顔つきとなった石川が式典に出席した。1月上旬に入寮し、新人合同自主トレを経て、2月1日から沖縄・読谷で行われた春季キャンプに初参加。当初は右肘に炎症があり、途中から別メニューだったが、徐々に、回復して全体練習に合流。「充実した取り組めた。自分の課題に向き合ってあって取り組めた」。守備では、現在は三塁に入って基礎から学んでいる。

 高校時代の一番の思い出を問われた石川は「3年間、掛川西のグラウンドで練習出来たこと」と即答。2年夏の甲子園や、県連覇を狙った高3最後の夏に左手有鉤(こう)骨を骨折して不完全燃焼に終わったことも、すべては「いい経験だっだ」と位置づけた」。

 3日朝には、名古屋に戻って午後から練習に合流予定だ。「数字的な目標を置かずに、今年は目の前のことをひたむきにやっていきたい。まずは、土台を作る1年にしたい」。

厳しいプロの世界で勝負することを選んだ男が、高校を巣立った。

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