日本のエンターテインメント界に多大な貢献をしたプロデューサーに贈られる「第21回渡辺晋賞」の授賞式が2日、都内で行われ、YMOなどで活躍した音楽家の細野晴臣が授賞した。

 2024年にデビュー55周年を迎えた細野は「本当に光栄です。

賞をもらうなんて滅多(めった)にないことですから」とコメント。「僕はまさに『渡辺プロダクション』に育てられた。小学生の頃から、ザ・ピーナッツさんやクレージーキャッツサンに憧れて…。僕のお笑いのマインドは間違いなくあの場所から芽生えた」と明かした。賞の名前にもなっている渡辺晋さんについては「最近、レコードを聴き返している。洋楽の神髄をつくような演奏は素晴らしく、心から尊敬しています」と敬意を表した。

 式の途中には親交のある俳優の菅田将暉が祝福に駆けつけた。久々の再会に「(式を)こじんまりやりたかったけれど、こうして会えて嬉しい」と照れ混じりに喜んだ。

 細野氏は、「ハッピーエンド」、「YMO」などで音楽を届け、常に最前線に立ち日本のポップシーンををけん引。音楽だけでなく、ファッションリーダーとしても若者文化のアイコンとしてブームを巻き起こした。

 さらに、プロデューサーとして松任谷由実を手掛け、作曲家としても松田聖子中森明菜ら多くのアーティストに楽曲を提供。現在もワールドミュージック、エレクトロニカなど常に新しい音楽を探究しており、世界中のアーティストの尊敬を集めている。

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