◆WBC強化試合 阪神―韓国(2日・京セラドーム大阪)

 日本ハムからトレードで阪神に移籍した伏見寅威捕手(35)が2日、WBC強化試合・韓国戦(京セラD)に「9番・捕手」でスタメン出場し、“虎初打点”を記録した。2回に打線が2点ビハインドから同点に追い付き、なおも2死二塁から一時勝ち越しの適時二塁打。

「積極的にスイングすることを意識した」と右腕・郭彬の151キロ直球を中堅左にはじき返した。

 ここまでオープン戦は2戦計5打数1安打だったが、本来の勝負強さを発揮した。「1球で仕留められたのは良かった」と納得の表情。バッテリーを組んだ先発・才木は初回こそ2点を失ったものの、2回以降は「いろんなレパートリーを持ったピッチャーなので」と変化球の割合を増やして修正を後押しした。

 オリックス、日本ハムで通算633試合に出場。新天地でいきなり野手最年長という異例の環境でも、持ち前の明るさと誠実な姿勢でチームに溶け込んでいる。「個人的に出た試合でいろんな情報を入手したい。才木との信頼関係も築き上げていきたいので、無駄にしないようにと思ってやっている」。藤川阪神の新風となるべく、牙を研いでいく。(中野 雄太)

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