3月3日付で定年解散となる栗東の西園正都厩舎は、この日、雨が降りしきる栗東トレセンで最後の一日を迎えた。

 厩舎に所属した時期も長く、フリーとなってからも支え続けた酒井学騎手も駆けつけ、全スタッフで記念写真に納まった。

「まだ午後に移動する馬も1頭いるし、本当に馬がいなくなってから、実感してくるんですかね」と西園正調教師は笑顔。1998年春の開業から28年がたっての解散に終始、明るい表情だった。

 調教師として最後の競馬場だった1日の夜は、駆けつけた妹2人を交えた10人近い家族会で盛り上がったという。「色々な人にお世話になって、70歳までこうしてやれたのだから、幸せだったと思います。(調教師と調教助手になった)息子たちにも感謝。けど、1番は家内かな。周りの人間の相談にもよく乗っていたようですし、感謝しかないですね」と、しみじみ振り返っていた。

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