2026年4月の在職老齢年金制度改正を前に、シニアの就業意識に鮮明な差が表れた。株式会社マイスター60は60~74歳の男女1,000名を対象にインターネット調査(2026年1月26日~1月28日)を実施。

在職老齢年金制度の見直しを「知っている」と答えた層の86.2%が就業継続に前向きと回答したのに対し、「知らなかった」層は57.9%にとどまり、認知有無で28.3ポイントの差が生じた。

 また、現在就業していない層でも「働きたい」20.0%、「状況が整えば働きたい」54.5%と、計74.5%が就業意向を示した。年齢別では、就業継続に前向きな割合が60~64歳62.9%、65~69歳70.9%、70~74歳77.1%と上昇傾向にある。

 就業継続の条件としては「週3~4日程度など柔軟に勤務日数・時間を調整できること」34.8%が上位に挙がり、フルタイム継続に不安を感じる理由は「体力・健康面の不安」69.6%、「収入より時間を優先したい」44.4%、「精神的負担・ストレス」36.3%だった。制度改正の周知と柔軟な勤務制度の整備が、就業拡大の鍵となりそうだ。

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