◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 同級1位ノニト・ドネア―同級4位・増田陸▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者ノックアウト・CPフレッシュマート―同級2位・岩田翔吉▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級7位・飯村樹輝弥▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・松本流星―同級4位・高田勇仁(3月15日、横浜BUNTAI)

 WBA世界バンタム級4位・増田陸(28)=帝拳=が3日、東京・神楽坂の帝拳ジムで、元世界5階級制覇王者の同級1位ノニト・ドネア(43)=フィリピン=とのWBA世界同級挑戦者決定戦へ向けた練習を公開。シャドーボクシングと大和心トレーナー(50)を相手にしたミット打ちを1ラウンドずつ行った。

 決戦まで2週間を切り「体調も、ボクシングの状態も非常にいい状態。これからさらに研ぎ澄まして、最高の状態でリングに上がれると思っている」と順調な仕上がりを強調。百戦練磨のドネア相手に「1ラウンドから積極的に攻撃を仕掛けていって、全てのラウンドを支配するような展開に持っていきたい」と話すと、「理想はKO勝ちというのはあるが、そこにこだわらずに判定でもしっかり、まずは勝つということを一番にしてボクシングをしていきたい。自分の気持ちが試される試合になると思うので、そこをしっかりクリアしていきたい」と必勝を誓った。

 2024年7月の日本王座獲得後、日本刀を購入した。約700年前の、室町時代のもので「(見ていて)やっぱり落ち着きますよね。刀や刀匠によって違いがあるし、日本のものづくりの原点だと思う。緻密さや丁寧さに、すごく感じるものがある」という。

 続けて「ドネア選手も会見の時に武士と書かれたTシャツを着ていた。ファイターとしてそういったところにすごいリスペクトがあると思う。自分もそういったものは大切にしてリング上がっている。真剣の斬り合いみたいな試合になると思っている」と話し、“令和の巌流島決戦”となるかを問われると「しっかり勝って、(宮本)武蔵の立ち位置になります。

ま、会場には遅れないように」と笑わせた。

 世界5階級を制覇したレジェンドを、“憧れるのをやめましょう”の精神で撃破する。「ボクシングなんで、リングに上がれば1対1の戦い。そのマインドは大事だと思う。リスペクトはあるが、そこはリングの中に持ち込まないようにしないと、相手にも失礼。勝負なんで真剣に向き合おうと思っています」と決意を口にした。

 戦績は増田が9勝(8KO)1敗、ドネアが43勝(28KO)9敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

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