J2藤枝は7日のホーム磐田戦に向け、3日に焼津市内で調整を行った。今季就任した元日本代表DF槙野智章監督にとっては初の静岡ダービーでの指揮。

チームにとっても今季初の連勝が懸かる一戦で、勝利を狙う。

 ここまで両チームは4試合を終え、藤枝が2勝2敗の勝ち点7でEAST―Bグループ5位。一方の磐田は同6位で、2勝はいずれもPK戦で制しており、勝ち点4。磐田の志垣良監督も今季就任したばかりで、県内クラブ同士による新監督対決とあって注目が集まるが、指揮官は冷静だ。「我々が目指しているのは、リアクションではなくアクションサッカー。相手がどうこうよりも、自分たちがどういうサッカーをできるかに重きを置いています」。攻守に多彩な“幻惑サッカー”で主導権を握る構え。その上で「自分たちのことで精いっぱい。やろうとしていることに時間を割いているので、他チームの情報はあまり入れないようにしている」と強調した。

 もっとも、槙野監督は2009年から2019年まで日本代表としてプレー。その間、磐田GK川島永嗣とともに戦った経験もある。かつての仲間との対峙については「不思議な感覚です。

ただ、僕よりも素晴らしい経験をされている方。そういう偉大な選手と監督として戦えることを楽しみにしています。どうにか永嗣さんの頭上を破らなければ得点は取れない。簡単ではないですが、選手たちにはゴールを決めて勝ってもらいたい」と語った。

 藤枝は2023年のJ2昇格後、磐田と4度対戦(24年は磐田がJ1でプレー)。通算成績は1勝3敗と分が悪いが、直近の対戦となった昨年9月20日のホーム戦では2―1で勝利している。磐田に対しても初の連勝を飾り、勢いに乗っていく。(伊藤 明日香)。

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