大相撲春場所(8日・エディオンアリーナ大阪)に向け、横綱・大の里(二所ノ関)が3日、東大阪市の部屋で稽古。出稽古に訪れた幕内・藤ノ川(伊勢ノ海)と10番取った。

最初の一番で相手ののど輪で起こされ、たまらずはたくなど、2番連続ではたき込み。だがその後は相手の鋭い出足を受け止めた後に、圧力を生かして前に出るなど勝利を重ね8勝2敗。「悪くなかったと思う」とうなずいた。

 自己最高位の前頭2枚目で初対戦が決定的な藤ノ川とは相撲教習所以来の相撲を取った。21歳との稽古に「久々でした。体も大きくなっていた」。稽古後には直接「懐かしかったな」と声をかけた。実は大の里の方から稽古をしようと持ちかけた。「二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)も稽古した方がいいんじゃないかといっていたし、自分も本当にやってみたかった」という。

 1日に大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と14番、前日は幕内・平戸海と26番。「いつも場所前は大関(琴桜)や平戸海関とやっているけれど、味変というかいつもと違う感じでやりたかった。地方場所だから出来ることでもある」と意図を明かした。

先場所は左肩の不安を抱え10勝にとどまった。「今後修正していけばまだ良くなる。初日に向けて準備したい」と意気込んだ。

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