流通経大は3日、サッカー部で部員が違法薬物を使用している疑いがあると情報提供があり、調査の結果、5人が使用を認めたと発表した。茨城県警が捜査している。

大学は午後に記者会見を開き、片山直登学長は「このような重大な事態を招きましたこと、また、日頃より本学を支えてくださっている皆さんに対し、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを心より深くおわび申し上げます」と謝罪。その上で「本学は本件を極めて重大な事案として受け止めています。現在警察の捜査に全面的に協力するとともに学内に危機管理対策本部専門部会を設置し、事実関係の徹底的解明に取り組んでまいります」などと話し、約7秒間頭を下げた。

 大学によると、2月24日に特定の男子部員が違法薬物を使用している疑いがあるとの情報提供があった。部内での調査で複数の学生に簡易検査を実施したところ、学生1人から陽性反応が確認されたという。

 さらなる調査の結果、学生5人が違法薬物使用を認める供述をしたため、27日に県警に相談した。県警は当該学生5人に任意で事情聴取を行い、28日未明に令状に基づき男子サッカー部寮への家宅捜索が行われた。

 大学側は27~28日にサッカー部の監督やスタッフに対しても聴取を実施。「保有する全ての情報を茨城県警に提供するなどして、捜査に全面的に協力してまいります」としている。現在はサッカー部の活動および監督の責務を一時停止する対応を行っている。

 流通経大サッカー部は、全日本大学サッカー選手権で2度、総理大臣杯3度と、5度の全国優勝を誇る名門。過去に170人以上のプロ選手を輩出しており、日本代表MF守田英正らが在籍していた。

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