◆WBC強化試合 巨人2軍1―5オーストラリア代表(3日・サンマリン宮崎)

 巨人の中川皓太投手(32)が3日、今季実戦初登板で1回無安打無失点の好投。順調な仕上がりを披露した。

 4点ビハインドの9回から5番手で登板。先頭・ケリーを中飛、24年MLBドラフト全体1位の1番・バザナを投ゴロ、昨季MLB・ホワイトソックスなどで計90試合に出場した2番・ミードを左飛と、わずか11球で3者凡退に退けた。「キャンプ序盤は『この状態で試合に投げたらどうなるんだろう』という不安な気持ちが大きかった。そこは自分の中でクリアできたので、あとは少しずつ質を上げていければ」と、状態は上向きだ。

 この試合はWBC仕様でピッチクロックが適用。「初めてだったので、いつもと違う感覚だった。でもテンポ良く投げることは今後も大事なポイントになってくる。その練習はできたかな」と、慣れない環境でも対応力の高さを見せた。

 昨季はチーム最多の63試合に登板し2勝4敗36ホールド、防御率2・24とフル回転。さらなる飛躍を目指し、約1か月間のキャンプで試行錯誤を続けてきた。「結果は抑えたけれど、もっといいボールを投げられる感覚がある。(状態は)上がってきているけれど、今日はそこまで出せていなかった。

まだ自分としては物足りない」と、この日の結果にも満足感はゼロ。さらなる高みを目指す左腕が、今季も巨人のリリーフ陣を支える。

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