ミラノ・コルティナ五輪(2月)のフィギュアスケートで団体銀、個人銅メダルを獲得した佐藤駿(エームサービス・明大)が3日、所属先の「エームサービス」を訪れた。同社の社員と交流し「このような場を作っていただいて、本当にうれしく思う」と笑顔をみせた。

 2020年から同社のサポートを受け、23年から所属に。管理栄養士・公認スポーツ栄養士の西山英子さんの指導を中心に、身体作りに励んできた。五輪シーズンに入る直前には足首のケガなどもあったが「乳製品を摂るように」など、食事からも回復と心身の強化を図った。五輪に向けても食事のとりかたの助言を受け、佐藤は「サポートのおかげで、体調も万全の状態で臨むことができた」と、約2週間の戦いを振り返った。

 帰国後は、明大の先輩でもある大島光翔から粋な計らいが。高級焼き肉店の「叙々苑」で2人で食事後、お手洗いへ席を外すと「お会計をしようとしたら『払ったよ』と言ってくれて。男をみせてくれたというか、かっこよかったです」。メダル2つを獲得した帰国後、大島について佐藤は「ものすごく喜んでくれました。自分のことのように、僕よりも喜んでいた」と明かし「そこまで喜んでくれる友達がいることは、すごく誇らしい」と語った。

 今季残るは、25日開幕の世界選手権(チェコ・プラハ)を控える。「4本構成にしたい」と、フリーでは3種類の4回転ジャンプ投入へ意欲を見せる。新たにフリップ、サルコーが候補で「コンディションを見ながら、調整していこうかなと」。

五輪メダリストとして「自信につなげて、まずは世界選手権でメダルを獲得できるように頑張りたい」と腕をまくった。

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