スピードスケートの1500メートル世界記録保持者・高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が4日、自身のインスタグラムを更新し、競技から退くことを表明した。高木の五輪4大会を結果と言葉で振り返る。

 ◆2010年バンクーバー大会 

 ▽1000メートル35位(最下位)「アッという間って感じでした」

 ▽1500メートル23位「ラップ(タイム)とかは置いておいて、力を出し切りたかった」

 ◆2018年平昌大会 

 ▽3000メートル5位「持っている力は悔いなく出し切れた。この舞台で表彰台に乗る力がなかった。でもこの先、できることはたくさんある」

 ▽1500メートル銀メダル「1位(ブストに0・2秒差)との差を実感した。コンマ3秒速かったら違う景色が見れたのかな」

 ▽1000メートル銅メダル「1番、取れなかったな。出し切った上で3番を取れた。1500メートル以上に自分をほめてあげたい」

 ▽団体追い抜き金メダル「足を止めることなく、前へ前へと強い気持ちで滑ることができた。家族にやっといいところを見せることができたのかな」

 ◆2022年北京大会 

 ▽3000メートル6位「もっと速いスピードで入ろうと思っていたので、そこが乗り切らなかった。ここ数年で一番できなかった部分」

 ▽1500メートル銀メダル「前回は悔しさとうれしさが入り混じった。今回はメダルが取れたことよりも、金メダルを逃した悔しさの方が強い」

 ▽500メートル銀メダル「この銀メダルは挑戦した証し。挑戦できたことは誇りたい」

 ▽1000メートル金メダル「最後に自分の全てを出し尽くすことができた。もし金メダルを取れなくても、悔いはないというレースができたことがうれしかった。やっと、みんなに『ありがとう』って言える」

 ▽団体追い抜き銀メダル「1500メートルの時とは違った悔しさがありました。

ギリギリを本当に攻められたんだろうか」

 ◆2026年ミラノ・コルティナ大会

 ▽1000メートル銅メダル「この色が今の私の実力なんだと。完敗。ああ、銅メダルなんだ。すっごく悔しさがこみ上げてきた」

 ▽500メートル銅メダル「北京の時より順位は一つ落ちたけど、そんなにうまくいくとは思っていなかった。素直にうれしい」

 ▽団体追い抜き銅メダル「(五輪通算10個目の)節目をパシュートで取れて感慨深い。仲間がいなければ到達しえない。(今大会3連続の銅に)もうおなかいっぱい」

 ▽1500メートル6位「気持ちが折れずにここまでこれたところは、よく頑張ったなと思う。でも、頑張ったで終わらせたくない気持ちもあった。自分の挑戦は終わったんだな」

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