スピードスケート女子での高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が4日、自身のインスタグラムで5~8日に開催される世界選手権(オランダ・ヘーレンフェイン)終了後に現役を退く意向を表明した。「私のスケート人生の一区切りにしようと思っている」とつづった。

 高木は4度出場した五輪の舞台で、記録的な活躍を見せてきた。2010年バンクーバー大会はスピードスケート史上最年少の15歳で初出場。14年ソチ大会は出場を逃したが、18年平昌五輪では女子団体追い抜き金、1500メートル銀、1000メートルで銅メダルを獲得。1大会「金銀銅」メダルは日本勢で冬季&女子初だった。

 22年北京五輪は5種目に出場とフル回転。1000メートルで個人種目で初の金メダルに輝き、1500メートル、500メートル、女子団体追い抜きで銀メダル。3000メートルは6位だった。1大会4個のメダル獲得は冬季の日本勢で初めて。通算でも7個で日本女子最多となった。

 2月のミラノ・コルティナ五輪では500、1000、1500メートルで銅メダルを獲得。自身の持つ日本女子最多の五輪通算メダル記録をさらに更新して計10個(金2、銀4、銅4)とし、メダル総数で体操男子・小野喬(13個)、体操男子・加藤沢男(12個)に次ぎ、体操男子・中山彰規と並んで日本勢の歴代3位タイ。また、スピードスケート競技では女子でイレイン・ブスト(オランダ)の13個に続き、世界歴代2位としていた。

 ◇高木美帆の五輪全成績

 ▽10年バンクーバー五輪

1500メートル 23位

1000メートル 35位

 ▽18年平昌五輪

団体追い抜き 金

1500メートル 銀

1000メートル 銅

3000メートル 5位

 ▽22年北京五輪

1000メートル 金

1500メートル 銀

500メートル 銀

団体追い抜き 銀

3000メートル 5位

 ▽26年ミラノ五輪

1000メートル 銅

500メートル 銅

団体追い抜き 銅

1500メートル 6位

編集部おすすめ