スピードスケート・高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=の現役引退表明を受けて、姉で2018年平昌五輪2冠の高木菜那さんが妹を思いを寄せた。

 菜那さんは4日、自身のインスタグラムを「美帆がスケート人生の今後のことについて発表していました」と更新。

「兄の影響で始めたスピードスケート。いつの間にか私達兄妹にとってすごく大切なものになってたなとしみじみ」と記した。

 そして「そして想像しただけでドキドキしちゃう!!スピードスケートで世界のトップを走り続け、そして世界をも魅了し続けてきた『髙木美帆』という選手の一区切りをつける大切なレースをスケート大国のオランダで観(み)れるという事。めちゃくちゃ楽しいだろうなー。このレースは絶対生で観て応援したい!ということで、お姉ちゃんは妹の応援をするためにオランダに行ってきます」と明るくつづった。また「現地じゃなくても応援は選手の元にちゃんと届くので一緒に応援しましょー」と呼び掛けた。

 美帆は同日に自身のインスタグラムで「今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」と競技から退くことを表明した。

 ミラノ・コルティナ五輪で500メートル、1000メートルと女子団体追い抜きで銅3個を獲得。2018年平昌でメダル3個(金1、銀1、銅1)、22年北京五輪で4個(金1、銀3)で通算獲得メダル数では日本女子の夏季・冬季を通じて最多10個としたオリンピアンの電撃報告だった。

 菜那さんは18年平昌五輪、22年北京五輪で妹と共闘。女子団体追い抜きでは姉妹そろって代表入り。平昌大会金メダル、北京大会銀メダル獲得など苦楽をともに味わってきた。

22年の現役引退後は姉の立場で妹の奮闘を見守り、ミラノ・コルティナ五輪では現地で解説を務めながらサポートした。

 ◆高木 菜那(たかぎ・なな)1992年7月2日、北海道・幕別町生まれ。33歳。帯広南商出。7歳から兄の影響で競技を始め、五輪は14年ソチから3大会連続出場。18年平昌で5000メートル12位、妹・美帆らとの団体追い抜きとマススタートで金メダル。22年北京は団体追い抜き銀メダル、1500メートル8位。同年4月に現役を引退した。155センチ。

 ◆高木 美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道・幕別町生まれ。31歳。帯広南商、日体大卒。

18年世界選手権総合優勝。19年に1500メートルの世界記録樹立。20年全日本選手権で史上初の5種目V。五輪は10年バンクーバー大会に史上最年少15歳で出場。家族は両親と兄、平昌五輪2冠の姉・菜那さん。164センチ。

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