スピードスケート女子の高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が4日、自身のインスタグラムで5~8日に開催される世界選手権(オランダ・ヘーレンフェイン)終了後に現役を退く意向を表明した。「私のスケート人生の一区切りにしようと思っている」とつづった。

 高木が「区切り」とした世界選手権は、世界オールラウンド選手権として男子は1800年代終盤、女子は1936年から実施されてきた伝統の大会だ。距離ごとに勝者を決める五輪などと異なり、4距離(女子は500、1500、3000、5000メートル)のタイムを500メートルあたりに換算し、合計ポイントの少なさを競う。原則として毎年行われてきたが、2020年から世界スプリント選手権と統合。隔年で、2部門が同一大会で実施される形式となった。

 高木が出場するオールラウンド部門は500、1500、3000、5000メートルの4距離の総合成績で争う。スプリント力と持久力の双方を求められる。スピードスケートの本場・欧州では五輪に匹敵する権威があり、勝者は「キング(クイーン)・オブ・スケート」の称号を得て、尊敬を集める。高木は2018年に男女を通じ、日本選手として初の総合優勝を果たしている。

 今大会のオールラウンド部門の女子は日本時間の7、8日に実施。7日午後9時5分から500メートル、同10時20分から3000メートル。8日午後9時半から1500メートル、同11時12分から5000メートルが予定されている。

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