悪化する中東情勢は海外遠征を予定していた日本馬に影響を及ぼしている。社台サラブレッドクラブは4日、所有馬のドバイ遠征(3月28日、メイダン競馬場)を取りやめると公式HPで発表した。

中東で起きた紛争の収束の見通しが立っておらず、人馬の安全確保が難しいことなどを踏まえて決断に至った。

 社台サラブレッドクラブでドバイ遠征を予定していたマスカレードボール(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)は、ドバイ・シーマクラシック・G1(芝2410メートル)を見送り、大阪杯・G1(4月5日、阪神・芝2000メートル)を目指す方針だという。ドバイ・ターフ・G1(芝1800メートル)を予定していたジャンタルマンタル(牡5歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)も4月26日に香港で行われるチャンピオンズマイル・G1(シャティン・芝1600メートル)を視野に入れている。

 中距離路線の一流馬がドバイ遠征を回避したことで、大阪杯が豪華メンバーになること必至。すでに国内での始動を明言していた昨年のダービー馬クロワデューノールや1番人気の中山記念で12着に敗れたセイウンハーデスなどが出走を予定している。

 ドバイ遠征組の回避にSNSでは「安全第一ですね」「他の日本勢も行かないだろうな」「他の陣営も無理しなさそうだよねぇ」「勿体ないけど仕方ないよね」「大阪杯は向いてなさそうだしな」「中距離馬陣営の判断やいかに」「国内レースが豪華になると思って良しとしよう」「戦争さえなければターフシーマともにとんでもなく豪華なレースになったので残念だな」「大阪杯か香港どっちに行くのかな」「こうなるとマスカレードボールは適鞍がないんだよな」「渡航は無理だろうな」「ドバイの影響で史上最高メンバーになりそう」などの反応が上がっている。

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