第1回「関西アナウンス大賞」授賞式が4日、大阪市中央区の読売テレビで開催され、テレビ部門で毎日放送・川地洋平、ラジオ部門で朝日放送テレビ・小櫃裕太郎、特別賞部門で関西テレビ・竹上萌奈の3アナウンサーが大賞を受賞した(受賞作品は後述)。
川地アナは名古屋市出身の入社6年目、小櫃アナは東京・北区出身の入社3年目、竹上アナは群馬・高崎市出身の入社11年目。
川地アナ「入社1年目に『ちちんぷいぷい』という番組に出させてもらって、あるタレントさんから『あんた、アナウンサー向いてないわ』と言われたことを痛烈に覚えています。言われた言葉が頭にこびりついて『何とか一人前のアナウンサーになりたいんだ』という思いで日々仕事に向き合ってきました」
自称「バカマジメなアナウンサー」。タレントのノリやイジリを真っ正面から受け止めてしまったが、それを肥やしとして突き進んできた。
小櫃アナ「『おはよう朝日です』という番組で、もうすぐ卒業するMC(岩本計介アナ)らに『オモロくない』と言われることが多々あったんです。東京出身なんで『オモロくない』と言われても、最初はノーダメージ。『別にアナウンサーは面白くなくていいだろう』と思ってたんですけれども、関西に3年住んで気づいたのは『オモロくない』というのが、関西では一番の悪口だと」
おそらく「オモロくない」ではなく「オモロない」「オモんない」が岩本アナの正しい“表現”だったはず。「オモロない」と言われないために必死な姿から「無理しているアナウンサー」という称号を与えられたが、甘んじて受け入れている。
竹上アナ「(最初は)関西弁が聞き取れなくて、お笑いも本当に分かんなくて。バラエティー番組で、ある芸人さんが、どう見ても分かりやすいボケをしてきたのに『いや、それは違うと思います』とガチトーンの訂正をしてしまって。しばらくは制作の人たちから『ボケ殺し』って呼ばれてました。
モットーは「関西人になろうとしないこと」。関西弁を「意地でも使わない」と決めた自称「頑張りすぎないアナウンサー」は、あまたの芸人を押しのけて「座王」の座に就いた今でも、常に自然体だ。
「関西アナウンス大賞」は関西エリアの放送局12社で構成される関西アナウンス責任者会によって創設された賞。アナウンサーの表現力や活動成果を会社の垣根を越えて評価し合う新たな取り組みとして、第1回は25年の放送を対象に選考された。
【テレビ部門 大賞】=エントリー9作品
▼受賞者 毎日放送(MBSテレビ)・川地洋平アナウンサー
▼作品名 よんチャンTV特別編「大阪・関西万博に行きたくなるよんSP」25年4月13日放送
【ラジオ部門 大賞】=エントリー5作品
▼受賞者 朝日放送テレビ(ABCテレビ)・小櫃裕太郎アナウンサー
▼作品名 ラジオ「ミュージックジェルム」内コーナー「世界遺産の世界」25年11月19日放送
【特別賞部門 大賞】=エントリー7作品
▼受賞者 関西テレビ(カンテレ)・竹上萌奈アナウンサー
▼作品名 竹上萌奈アナのお笑い活動への挑戦 「座王」25年6月20日OA…座王に輝く「お笑いライブ開催」25年5月11日「カンテレアナウンサーYouTubeチャンネル」アップ日25年6月28日

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