歌舞伎俳優の片岡愛之助が4日、東京・新橋演舞場で行われた「流白浪燦星 碧翠の麗城(ルパン三世 へきすいのれいじょう)」(5~27日)の公開舞台稽古に中村米吉、市川中車、市川笑也、市川笑三郎らと出席した。

 愛之助がルパン三世を演じるルパン歌舞伎の第2弾。

ルパン一味は抜群のチームワークで「中車さんの銭形のとっつぁんは、出てきただけで顔がほころぶ。自然と盛り上がります」と紹介。さらに「笑也さんの不二子ちゃんはいつもはセクシーなんですけど、今回はエロなんです。不二子ちゃんのエロを楽しみにしてください。笑三郎さんの次元はニヒルですね。頼りになる最高の相棒です」と語った。

 米吉が演じる瀬織姫については「かわいさが第一。透き通るような透明感が必要。ラブラブになってはいけない。淡い恋物語をお見せできれば」と説明した。今作から参加する米吉は「チームワークができている中に入っていくのはプレッシャーがある。この座組に新しい空気感を提供できれば」と意欲を見せた。

 愛之助は作品の魅力について「ルパン三世というのは、原作の力がすごい。だから裏切れない」と力説。「ここで初めて歌舞伎を体験して、歌舞伎座、南座、松竹座に行っていただければ、うれしい。ここから歌舞伎人生をスタートさせてはいかがしょうか」と呼びかけた。

 また、ルパンの口調にすっかり慣れてしまい、「飲食店に行った時にもポロッと出てしまう」と悩みも告白。「3月、4月がルパンで、5月が大阪松竹座で『義賢最期』なんですよね。いつもは役を引きずらないタイプなんですけど、ちゃんと戻れるか心配」と明かした。

 名古屋公演は御園座で4月3~26日、京都公演は南座で9月2~26日、福岡公演は博多座で来年2月6~26日に上演する。

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