阪神・大竹耕太郎投手の初の著書「覆す」(ベースボール・マガジン社、税込1980円)が21日に発売される。ソフトバンクに育成ドラフト4位で入団後、2022年の第1回現役ドラフトで阪神に移籍。

昨季まで2年連続2ケタ勝利をマークし、今季は年俸1億3000万円と大台に乗った“現ドラの星”が、自身の経験やマインドをつづった。「人生うまくいかないなとか、前向きになれない人に読んでもらいたい。自分も根本がネガティブなので、そういう人に変わってもらえたらうれしい」と著書に込めた思いを口にした。

 題名はシンプルに「覆す」の2文字だけ。「プロ入りする時や、阪神での2年目には『いやもう無理でしょ』とか、『プロで活躍できないでしょ』ってこともすごい言われたんで。そういう声を覆してきたっていう自負はある。世間的にピッチャーだったらこれが当たり前みたいな常識も、自分の中ではそこを疑って投げているので、そういう“覆す”という意味もある」。結果で周囲の評価を180度変えてきた経験から、この言葉がしっくりきた。

 昨シーズンを終えてから執筆活動に取りかかり、ハワイ優勝旅行の往復の飛行機や春季キャンプ中にも黙々と筆を進めた。「書き終えたのも本当に最近で、まだ実感はないです。シーズンに入ってくるので、本で余韻に浸っている暇もないんですけど、できあがりは楽しみ。いろんな人に読んでもらいたい」と呼びかけ、発売日を心待ちにした。

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