大相撲春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)で初の綱取りに挑む大関・安青錦(21)=安治川=が4日、場所前最後の出稽古で完璧な仕上がりをみせた。大阪・堺市の荒汐部屋に出稽古し、関脇・霧島(29)=音羽山=、小結・若元春(32)=荒汐=と7番連続で相撲を取り、全勝。

「今日で出稽古は最後。自分としてはいい稽古ができた。順調にきている」と自信をにじませた。

 最初に指名した若元春には、低く鋭い立ち合いで押し出すなど3連勝。組んで起こそうとしてきた霧島に対しては、小手投げで一蹴。元大関を圧倒して4連勝で切り上げた。番数にこだわりはなく「いつもどおり。先場所の成績がなかったら今(綱取りの)はない」と呼吸を整えた。

 横綱昇進には大関として2場所連続優勝か、それに準ずる好成績が必要。過去4戦全敗の横綱・大の里(25)=二所ノ関=の撃破が鍵となる。大の里戦については「誰とやるかは気にしていない。あくまでも自分次第」と強調。

自然体で初日に照準を合わせる。(山田 豊)

編集部おすすめ