◆報知杯弥生賞ディープインパクト記念追い切り(3月4日・美浦)

 メリハリの利いた動きで好調をアピールした。京成杯4着から巻き返しを狙うタイダルロックは、美浦・Wコースで外カリーシ(5歳2勝クラス)を1馬身半追走する形から、5ハロン67秒0―11秒4を馬なりでマークして脚いろ優勢に半馬身先着した。

武井調教師は「(三浦騎手が)前走より一段と言わず、二段くらい上がっている感触だったと言うので、すごくいいと思います」と、十分な手応えに言葉にも熱がこもった。

 前向きな性格が多いと言われるモーリス産駒だが、道中はぴったりと折り合った。直線でも追い出しを待つ余裕を見せて、意外なほど操縦性が高い。指揮官も「モーリスなのに、それができるというのは彼の最大の強みですね。レースを使っても、このメンタルでいられるのはすごい」と感心しきりだ。

 優れた心肺機能を誇り、芝2000メートルの距離に不安は全くない。本番を見据え「今回で勝つのが一番です」と、賞金加算を目指して結果にこだわる構えだ。素材の良さを生かして、初めての重賞勝利をつかみ取る。(坂本 達洋)

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