テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・午前10時25分)は5日、この日開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について報じた。

 6日に初戦の台湾戦を迎える日本代表「侍ジャパン」が5日に会場の東京ドームで練習を行い、大谷翔平(ドジャース)らが会見に臨んだことをVTRとともに紹介。

また対戦する台湾代表が2024年「プレミア12」の決勝で日本を破って優勝した世界ランク2位の強豪で、細かい守備や走塁など日本から指導者を呼び寄せるなど日本野球を参考にして力をつけてきたことを伝えた。

 これにコメンテーターの慶大・中室牧子教授は「(台湾代表には)スターがいないということを言われたりするらしいんですけれども、実はスポーツ経済学の中にはスポーツの分析をやっている分野もあるのですが、その研究によるとスターがいるチームは必ずしも勝率が高くないという研究もある」とコメント。そして「なぜかというと戦術がその(スター)選手に依存した形になっていて戦術をゆがめてしまったりとか、弱点を補うことができなかったりするという話がある。比較的サッカー、NBAのデータが多いのですが、野球の研究でも実は選手間の給与格差が大きいと勝率が低いというような研究もある」と説明した。

 また「バスケットボールの研究は特に面白くて、スター選手が多すぎるチームほど勝率が下がるというふうに言われていて、これをスポーツ経済学では『Too much talent effect』才能過剰効果と言われることがあるんです」と加えた。

 それでも「会見を見ていても大谷選手ってスターなのに、いつも『チームとして』とおっしゃいますよね。改めて希有(けう)な選手だなと思うし、スターがいるけれどチームとしての勝率が高いというのを今回の侍ジャパンの中でぜひ見せてもらいたいなと私としては思っています」と語った。

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