スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で2022年北京五輪金メダリストの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が5日、都内で行われた四輪駆動車のブランド「Jeep(ジープ)」の新モデル発表会後に取材に応じた。

 この日、Jeepのブランドアンバサダーへの就任が発表され「自分が最初に買った車もJeepだった。

好みのデザインに惹(ひ)かれて、今でも乗り続けている車。アンバサダーとしてこれから一緒に進んでいけることがすごく光栄に思い、うれしく思います」などと思いを口にした。平野の一問一答は以下の通り。

 ―「Jeep」の魅力

 「どんな道にも対応してアクティブに、自分の行きたいところに向かって行くには、すごい乗りやすい車だと思っています。僕自身、最初に乗った車もJeepでした。デザインや格好良さも車を乗るにあたって大事にしている部分の1つ。そういった魅力もあるし、スノーボードやスケートボードで遠征するときも荷物を乗せたり、いろんな所への行きやすさは感じている部分。いろんな方向で楽しめるのは魅力だと感じています」

 ―地元の新潟への思い

 「街としては、自然豊かで緑と海に囲まれて落ち着いている場所。小さい頃から練習して、そこで育ったところは、地元に対しての愛がある部分でもある。新潟の村上市から地元の人たちに夢や希望を持ってもらえるような姿を届けていけたらという思いもある。そこでしかできない成長…そういった魅力を伝えていけるように、これからも村上の良さを大事にしていきたいです」

 ―海外から帰ってきたときに感じる成長

 「無事にけがなく帰って来られたり、(海外で)スノーボードのライバルたちと切磋琢磨(せっさたくま)して練習や大会で経験できているときはいろんなことを学ぶ瞬間でもあるし、いいときばかりではないけど、自分にとって成長できる経験はさせてもらっています。海外はあまり得意なタイプではないけど、なかなかスノーボードは海外でしか練習できないのもあって、いつも気合を入れて高められている感じはします」

 ―現在のコンディションは

 「体は日に日に回復に向かっている。

まだ膝の感覚がなかったり、コンディション万全ではないんですけど、日に日に回復して自分がいい状態に近づいていることは実感している。これからまたリスタートしていかないといけない瞬間に合わせて、準備していかないといけない。他の健康状態は特に問題ないので、けがだけちゃんと治してまた前に進んで行ければなと思っています」

 ―次の目標

 「4年後の試合に向けてまた戦っていくのは自分でも想像できている部分の1つかなと思っていて。一番大事になってくるのは普段の練習だったり、計画性、生活も含めて、自分も4年、年を取ることも含めると追い込んで、今まで以上の日々を送っていかないといけないことは感じている部分でもあります。大会というよりは日々を大事にして、次こそちゃんとピークを持って行けるようにちゃんと準備をしたい。これからそれに向けての準備をしていきたいと思います」

 ―もし休みを取れるなら。

 「まずは地元の空気を吸って、またこれからスタートしていくんだという気持ちも再確認していければなと思います。なかなか大会続きで、家族との時間、友達との時間も、ここ最近はなかったので、車(Jeep)でリフレッシュさせつつも休まずやっていければなと思っています」

 ◆平野 歩夢(ひらの・あゆむ)1998年11月29日、新潟・村上市生まれ。27歳。4歳の時、3つ年上の兄・英樹(えいじゅ)さんの影響でスケートボードを始め、その半年後からスノーボードを始めた。14年ソチ、18年平昌五輪のスノーボードHPで2大会連続の銀。新潟・開志国際高、日大スポーツ科学部卒。

東京五輪はスケートボード・パーク予選14位で敗退。22年北京五輪HPで日本スノーボード界初の金メダル。165センチ。

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