人生の中で何度も経験することのない不動産売却。いざ検討する段階になって「何から始めればいいのか分からない」と戸惑う人も少なくない。

そうした実態が、株式会社NEXERと不動産のいろは屋による調査で明らかになった。

 調査は「将来的に不動産売却をする予定がある」と答えた全国の男女107人を対象に実施された。売却を検討する理由として最も多かったのは「相続した(または相続予定の)不動産がある」で47.7%。次いで「住み替え・買い替えを考えている」が33.6%、「空き家・使っていない不動産がある」が16.8%だった。約半数が相続をきっかけに売却を検討していることが分かった。

 また、不動産売却を実際に始める前に知っておきたい情報があるか聞いたところ、「ある」と回答した人は70.1%に上った。多くの人が、売却に向けた準備段階で情報収集の必要性を感じていることがうかがえる。

 具体的に知りたい情報としては、「売却価格の相場」が85.3%で最多。「売却にかかる費用・税金」が65.3%、「不動産会社の選び方」が46.7%と続いた。資産価値を把握した上で、費用や税金、仲介会社の選び方などを理解しておきたいという意識が高いようだ。

 さらに、不動産売却について学べるセミナーの受講意向を尋ねたところ、「とても思う」13.1%、「やや思う」47.7%で、計60.8%が受講に前向きな姿勢を示した。調査結果からは、不動産売却に向けて事前に知識を得たいと考える人が多い実態が浮かび上がっている。

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