J1柏は5日、柏市内で次戦の千葉戦(7日・フクアリ)へ向けた調整を非公開で行った。

 前節のFC東京戦(2〇0)は勝利し、開幕4戦目で百年構想リーグでの初白星を獲得。

勝因の1つとして、走行距離を含めたプレーの強度が挙げられる。今季の柏は開幕からスプリント回数の低下が顕著で、昨季は1試合の平均スプリント回数がリーグ3位(137回)だったのに対し、開幕から3試合を終えた時点ではリーグ17位(121回)。第2節の東京V戦(1●2)では相手より57回も少なかった。昨季リーグ1位を記録した走行距離でも、東京V戦、そして3戦目の鹿島戦(0●2)で相手を下回った。高いボール保持率を誇る柏にとって走力は生命線の1つだったこともあり、開幕からの3試合はロドリゲス監督が掲げる「攻守にわたって完成度の高いパーフェクトなチーム」とは程遠い内容となった。

 しかし、FC東京戦では走行距離、スプリント回数ともに今季リーグ上位を誇る相手に勝利。リーグ屈指の走力を持つ相手に走り勝ち、本来の柏のサッカーの一端を見せた。指揮官も「我々が取り戻すべきであった守備の強度がうまく数字として表れた」と評価。その上で「数字を見ずとも、強度の高い、そして効果的な守備が我々は出来ていた。クロス対応の守備のところもしっかり出来ていましたし、数字だけで測れない部分でもより良かった」と続けた。

 千葉とはプレシーズンマッチのちばぎん杯で毎年対戦しているが、公式戦での対決はJ2での2019年以来7年ぶり、J1同士では2009年以来17年ぶりとなる。

 ロドリゲス監督は、徳島時代に経験した四国ダービーなどでの思い出を語りつつ「今、私はレイソルにいるので、レイソルが勝ち続ける千葉ダービーにしていきたい」と強調。

「シーズンのスタートでつまづいた我々としては、引き分けでの勝ち点1、2では、上位との差を縮めるには足りない。我々が勢いづいて上を目指すため、さらなるきっかけになる千葉ダービーにしたい」と意気込んだ。また、昨季は3連勝時に指揮官自らうなぎを振る舞ったことから「3連勝してまたうなぎを選手たちにごちそうしたい」と冗談も飛ばした。

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