3月4日に東西で新規開業した調教師7人のうち、栗東の柴田卓調教師(45)は、橋田調教師と同じ7日の阪神12Rで初陣を迎える。「優秀なスタッフさんが集まってきてくれていて、開業前の準備から本当に助けられています」と表情を緩めた。

 祖父の和田共弘氏は名門・シンボリ牧場の代表を務めたホースマンで、調教師の道は自然と志すようになっていた。くしくも、厩舎服にはシンボリ牧場の勝負服の色でもある、深めの緑を採用した。「大きな意味はないですが、他の厩舎とかぶらず、遠くからでも目立つように」とトレーナーは笑ったが、どこかで意識をしているのかもしれない。

 デビュー戦となるアーロッタレットは、佐々木厩舎からの転厩馬。「佐々木厩舎にいた攻め専の方が乗ってくれて、追い切りも最後までしぶとく頑張ってくれたということで、状態はいいと思います」と期待を持って送り出す。「チーム一丸となって、同じ方向性で馬づくりができるような厩舎にしていきたいですね」。勝負の世界に身を置くことになったトレーナーの今後の活躍を楽しみにしたい。(山下 優)

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