巨人・石塚裕惺内野手(19)が5日、プロで初めて凱旋する甲子園での躍動を誓った。6日から関西遠征3連戦に臨み、8日の阪神戦で花咲徳栄3年夏以来、2年ぶりに聖地へ足を踏み入れる。
高揚感と使命感を胸に、石塚が甲子園へ戻ってくる。8日の阪神戦に出場すれば、24年8月9日の選手権1回戦の新潟産大付戦以来、576日ぶりの聖地凱旋となる。プロとして初めて迎える敵地の阪神戦を「応援がすごいイメージ。アウェーっていうのは聞いているので、そのへんも楽しみにして遠征へ行ってきます」と心待ちにした。
聖地の光景は今も、目に焼き付いている。3年夏の埼玉決勝・昌平戦で4安打4打点と爆発し、延長タイブレークの激戦を制して甲子園に初出場。大会前に各チームが30分ずつ順番に練習する甲子園練習を「初めて入ったときに、広がる景色を見て感動したのを覚えています」と追想した。1回戦で新潟産大付に敗れたものの、かけがえのない経験は胸に刻まれている。
目標の開幕1軍入りに向けても、これ以上ないアピール機会となる。開幕カードで対戦する阪神に対し、昨季の巨人はチーム打率2割4分4厘、セ・リーグ球団別で最少の10本塁打と苦戦した。
春季キャンプの対外試合は全て三塁を守り、計6戦で16打数2安打、打率1割2分5厘。2試合連続安打の坂本や新外国人のダルベックらとの競争は激しいだけに「そんなに多くチャンスはないっていうのは分かっている。しっかりアピールできるように」と危機感を口にした。
この日はG球場のフリー打撃で広角に快音を響かせ、大阪へ乗り込んだ。「結果を出せるようにできる準備はやってるので、ブレずにやっていきたい」。思い出の地で、成長した姿を見せる。(内田 拓希)
◆石塚と甲子園 花咲徳栄3年時の24年夏、甲子園100周年の選手権で初出場。1回戦の新潟産大付戦に「4番・遊撃」で出場した。2回の第1打席で左前打を放つなど4打数1安打、1盗塁。










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