プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(31)が座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2026」は7日から3日間、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催される。羽生さんは5日、宮城県内のスケートリンクでリハーサルに参加。

メンテナンス期間を経て、昨年7月以来の登場となった。故郷での4年連続のショーで再始動。2011年3月の東日本大震災発生から11日で15年になる被災地から、今年も希望を発信する。

 リンクに羽生さんが現れただけで、空気が華やぎ締まった。昨年8月に自身のXで「今シーズンですが、より進化するためにメンテナンス期間を設けることにしました」と報告。同7月に仙台市アリーナで行われた開館記念のアイスショー「The First Skate」以来、8か月ぶりの登場となった。メンテナンス期間を経て、羽生結弦が銀盤に帰ってきた。

 ループ、フリップなどの3回転ジャンプを跳び、変わらぬ美しい滑りを披露した。約3時間、仲間たちと調整。23年の初公演の顔ぶれに、18年平昌五輪銅メダルのハビエル・フェルナンデスさん(スペイン)が加わったのが翌24年。不動のファミリーでショーを作り上げてきた。振付師のデービッド・ウィルソンさんを中心に、無良崇人さん、田中刑事さんら出演者全員で動きを確認する様子は息ぴったり。

信頼関係を、互いの笑顔が物語っていた。

 11日で東日本大震災発生から15年になる。仙台市で被災した羽生さんは、自宅から避難所に向かう夜空で見た星空に「希望の光」を感じ、イタリア語で「星降る夜」を意味する「notte stellata」を公演名にしている。4年連続4度目の開催。座長として今年もリーダーシップを発揮していく。昨年12月のショー開催発表時、コメントを残した。「仲間のスケーターと共に、国籍も超えて、一つの輪となって一つの希望を生み出していけたら」。大切な故郷で、大切な仲間と、再始動の一歩を踏み出す。(高木 恵)

 ◆配信 「東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2026」はHuluで独占生配信。

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