◆明治安田J1百年構想リーグ▽第5節 千葉―柏(7日・フクアリ)

 J1千葉は7日にホームで柏とJ1の舞台で17年ぶりの「千葉ダービー」を戦う。注目選手には今月3日に23歳の誕生日を迎えたMF猪狩佑真を挙げる。

 プロ2年目のボランチは今季リーグ戦3試合に出場。積極的なドリブルや縦パス、シュートでチームに勢いをもたらす選手だ。猪狩は「今年にかける思いは強い。相手どうこうより出た試合で結果を残す気持ちでピッチに立っている」と強い覚悟を示す。

 最大の武器は足元の技術。小、中学校では川崎の下部組織で技を磨き「自信を持っている」と胸を張る。「取られない自分の場所を持っているのでボールが入ったときは自信を持ってスペースに運んだり、揺さぶるのは得意としている」と語る。

 大学4年の24年5月に特別指定で千葉に加入も、直近2シーズンは体調不良やケガに悩まされ公式戦出場はゼロ。「モヤモヤした期間を過ごしていた」と歯がゆい日々を過ごした。ただ、治療に専念する間チームはJ1に昇格。コンディションも今季の開幕までに間に合い「正直、運がよかったとしか思えない」と日本最高峰の舞台でプレーするチャンスが転がってきた。

 学生時代の主戦場はトップ下。

プロに入ってからはチームのフォーメーション都合によりボランチに転向した。ここまでの3試合は全て途中出場。「おそらく途中から攻撃のアクセントとして使ってもらっている」と自身を分析し、「結果を出さないと生き残れないので数字の部分はこだわりたい。守備のところはやらないとスタメンは奪えないと感じている。強度だったり、セカンドボールだったり、予測の部分を上げていきたい」と力をこめた。

 チームは開幕から4戦未勝利。「攻撃の部分はより磨きを加えて、チームのために自分の長所を加えたい。次は得点やアシストに絡む」。猪狩の活躍で千葉に17年ぶりのJ1の舞台での勝利をもたらす。

(千葉担当・綾部 健真)

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