プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が1月26日に出版したトレーニング本マッチョ・ドラゴン式トレーニング 古希でも闘える体づくり」(ホーム社。税込み・2310円)が話題を呼んでいる。

 同書で72歳を迎え驚異的な肉体をキープしているドラゴンが体作りと健康の秘密を赤裸々に披露している。さらに一般人でもできるドラゴン式ストレッチ&トレーニングも教えている。

 藤波がスポーツ報知の取材に応じ「この本を出したことでこれまで以上に僕自身も体を鍛え続けなければいけない、と言い聞かせることができました」と明かした。

 今年5月にデビュー55周年を迎えるが引退の危機を「ベイダーをバックドロップで投げた試合で腰に激痛が走った時」と振り返る。この試合は、1989年6月22日、長野・佐久市総合体育館でのビッグバン・ベイダー戦。バックドロップで巨体のベイダーを投げ捨てた時に腰に激痛が走った。以後、数試合に出場したが、およそ1年4か月もの長期欠場を強いられた。診断の結果は「椎間板ヘルニア」。35歳で襲われた引退の危機だった。

 さらに藤波は2015年、61歳で「脊柱管狭窄症」を発症。この時もリングから去るピンチだったが手術を受け、乗り越えた。

 「椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」といういずれも腰を襲う重傷を乗り越えた藤波は、今回の本で現在、日々行っている腰痛を予防する方法を明かしている。

 「僕は毎日、目が覚めたらすぐにストレッチをやっているんです。ベッドから出る前にベッドの上でやるんですね。寝ている間は、筋肉がどうしても固まってしまうので、体を起こす前にストレッチをやるんですね。これは、すごくいいですよ」

 具体的なストレッチは、同書に著されているが、藤波が72歳の現在もリングで闘い、肉体をキープしている源には、毎朝の「目覚めのストレッチ」があった。

 「毎日、これをやっています。大事なことは続けることです。無理せず続ければ、きっと体は元気になります」

 (取材・執筆 福留 崇広)

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