大井川鉄道は7日、アニメ「きかんしゃトーマス」の人気キャラ「パーシー号」の運行を開始した。アジア初のデビューに先駆けて5日にはお披露目イベントを開催。

地元の保育園児約100人が招待され、新金谷~川根温泉笹間渡を往復運転した。装飾が施された車内にはパーシーの声で放送が流れるなどアニメの世界観が再現され、園児から歓声が起こった。

 2014年から「トーマス号」の運転を開始し、昨年は約7万人の乗客を集めた。ただ点検や補修などもあり冬場は運休が多かった。鳥塚亮社長は「蒸気機関車が2台体制になるので通年運行ができます。2倍の集客を目指します」と力を込めた。この日は外国人インフルエンサーも招待され「アジア圏、特に台湾へのプロモーションに力を入れています」とインバウンド需要の拡大も目指す。

 22年の台風被害で川根温泉笹間渡~千頭間が運休中。29年の全線復旧を目指しており「そこをメドに3両目、4両目(のSL運転)を考えています」と明かした。6月には「トーマス号」と「パーシー号」の競演も計画中。「春は桜のトンネルもあり、茶畑の中を走る緑のパーシーも美しいですよ」とアピールした。

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