◆WBC 1次ラウンドB組 米国15―5ブラジル(6日・米テキサス州ヒューストン=ダイキン・パーク)

 WBC優勝候補本命の米国代表が、初陣となるブラジル戦で大勝を飾り、白星発進を決めた。打線は、2個の死球を含めた計19四死球をもらって“大荒れ”な展開となり、15得点を挙げた。

米国主将A・ジャッジ外野手は「3番・右翼」で先発出場し、WBC初出場初打席となった初回に先制2ラン。試合後、会見したジャッジは「最高だよ。1回のことを思い出す。ボビー・ウィットが打席に立っていて、観客が『USA』とチャントしていた。ネクストで心臓がドキドキしていたよ。信じられない雰囲気だった。大会が進むにつれて、ああいう瞬間がもっとあるのを楽しみにしている。このチームは本当にワクワクしているし、チームのまとまりもかなり早くできてきている。あとはやるべきことをやるだけだ」と感慨を込めた。

 両軍無得点の初回1死二塁。ジャッジは、相手先発は西武のボー・タカハシ投手と対戦し、カウント3―0から127キロのスライダーを完璧に捉え、飛距離405フィート(123・4メートル)の特大の一発を左中間スタンドに運んだ。衝撃のあたりに球場は騒然となった。

 また、1点リードの2回1死満塁のチャンスでは17歳高校生右腕コントレラスと対戦。バットをへし折られて、三ゴロ併殺打に打ち取られた。これにはジャッジも「印象的だよ。自分がその年齢でそんなことはできなかった、それは確かだね。本当に素晴らしい球だったし、マウンドでも落ち着きがあった。球速は100マイルまで出ていたし、アメリカ代表という、テレビなどで見てきた選手たちと対戦しているわけだからね。あの場で自分をコントロールして、大きなピンチを切り抜けたのは本当に印象的だったし、球も良かった」と驚がくし、絶賛した。

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