スノーボードW杯札幌大会のハーフパイプ(HP)決勝が8日、札幌市ばんけいスキー場で行われる。6日の女子予選では、札幌市出身でミラノ・コルティナ五輪5位入賞の工藤璃星(りせ、16)=TOKIOインカラミ=が4位で通過。

地元での表彰台、そしてW杯初勝利を目指し、決勝に挑む。

 予選1回目のランでは、フロント、バックサイドの2回転半を立て続けに成功するなど77・50点をマークした工藤。2回目のランでも大きなミスなく77・25点でまとめ、地元の小学生などが大勢詰めかけた会場を沸かせた。

 前回の国内W杯も2016年に同会場で実施され、当時6歳の工藤は「小さかったので覚えていないけれど、見に来ていたと思う」。それから10年。16歳ながらオリンピアンとなって生まれ育った地に凱旋(がいせん)し、「北海道出身ということで応援してくれる方が海外でやる大会よりも多いのかなと感じている。そういった部分での緊張感は少しある」と特別な雰囲気を感じている。

 W杯の過去最高成績は2位。Xゲームでも表彰台に立つなど世界トップレベルの実力を誇るが、あと一歩頂点には届いていない。同五輪銅メダリストで予選1位通過の小野光希(22)=バートン=ら国内の強敵が名を連ねる決勝に向け「予選を見ていてスイッチバックが点数出ている。アーリーでいくのかスイッチでいくのかどちらでも出来るので、コーチと話して決めたい」。幼い頃から慣れ親しんだ舞台でW杯初優勝を決めてみせる。

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