来季、フットサル1部リーグ(F1)に復帰するエスポラーダ北海道の室田祐希主将(33)が7日、再び迎えるひのき舞台に向けての決意を語った。札幌市内で行われたファン感謝祭後、5月30日に開幕する3季ぶりとなるF1での躍進へ、気持ちを高ぶらせた。

(取材・構成 砂田 秀人)

 3季ぶりに臨むF1の戦いへ、室田は高ぶりを隠さなかった。23年10月に引退を表明も、同年度にチームはF2に初降格。存続が危ぶまれたこともあり、24年4月に現役続行に踏み切った。同年は2位で昇格を逃すも、昨年の優勝で帰ってきた舞台へ「F1に上げるために引退を撤回したので、上げられたのは非常にうれしい。厳しい戦いが続くと思うが楽しみな面の方が大きい」と思いをはせた。

 日本代表としても活躍した男が2年間、F2で戦った。「スピード感だったり、全てにおいて一段も二段もF1の方がレベルは上」。向かう来季へ、向上の必要性は感じている。「更に僕らも成長していかないと、また落ちる可能性も出てくる。もっと意識高く、質も上げていかなきゃ勝てない」と口元を引き締めた。

 F1での躍進へ、感じた強みを生かす。「今季は一体感がすごくあった。

それは大事な部分。力的には少し足りないかとも思うが、そこは1人だけの力じゃなく力を合わせて。みんなが同じ方向に向かって行けたら、結果はついてくる」。

 待ち焦がれた復帰舞台へ、室田は高い志を胸に抱く。「やるからには優勝を目指すし、もう一度代表も目指していかなきゃいけないなと。それに僕らは北海道の子供たちの目標であったり、夢になっていかなきゃいけない。F1に居続けないと」。5月、思いを体現するための戦いが始まる。

 ◆室田 祐希(むろた・ゆうき)1992年4月13日、札幌市生まれ。2010年、エスポラーダ北海道に加入。13年に名古屋に移籍。14年に北海道へ戻り、16年から町田でプレー。

21年に北海道へ再復帰。Fリーグ通算404試合出場216得点。日本代表は13年から選出され、21年リトアニアW杯に出場。169センチ、63キロ。右利き。背番号7。

編集部おすすめ