◆オープン戦 DeNA9―2楽天(7日・静岡)
11年ぶりに日本球界に復帰した楽天の前田健太投手が、2度目のオープン戦先発で4回途中5安打2失点。沖縄・宜野湾で同じDeNAと対戦した2月22日以来、約2週間ぶりのマウンドを「前回から間も空いたので、今日はしっかりと多めに投げる予定だったので、その課題をクリアできたかなとは思ってます」と振り返った。
前回は楽しみにしながら実現しなかったDeNA・筒香とも対戦。第1打席はチェンジアップで見逃し三振、第2打席は適時打を許して痛み分けとなった結果に「すごくうれしかったですし、楽しむことができた。公式戦に入るとなかなか楽しむことはできない。1本打たれてしまいましたけど、対戦できてよかったなと思います」と笑った。
この日投げた全73球のうち、約1/3にあたる24球がファウル。一見すると決め手に欠ける内容に映るが、百戦錬磨のベテランは“苦投”の背景を説明した。
「まだバッターの特徴とかデータとかを何も見ずに投げてる状態。そのあたりをしっかり頭に入れながらやれば、また変わってくるとは思う。今日はだいたいあのあたりに投げるってことしか考えてないんで、もうちょっとバッターのここが苦手だよとか、このカウント、このボールがとかって、しっかりミーティングしながらやれれば、球種選択とかも変わってくる。今日は僕もああやってファール打たれるんで、意地になって振らせてやろうみたいな感じで投げちゃった」
11年ぶりの復帰で、筒香ら一部のベテランを除けば対戦経験のある打者はほとんどいない。キャンプから自身の調整が最優先で、まだ相手を見ながら投げる段階ではないことが、球数を要する大きな要因になったようだ。
球数こそかさんだものの、打者16人に対し、カウントが3―0、3―1には一度もならないなど、持ち前の制球力は健在だった。
開幕まで約3週間。オープン戦はあと2試合程度の登板が予想される。この日もマウンドを降りる際に球審と言葉を交わす場面があった。
「今使ってるボールと公式戦のボールって同じなのかって聞いた。今は(使用前に砂で)揉まれてないボールなんで、シーズン入ったらちゃんと審判が揉むから変わるよって言われた」
前回も地方球場独特のマウンド形状に違和感を抱くなど、“NPBあるある”に直面しながらの復帰ロード。この日は米国ではしていなかった自軍攻撃中のキャッチボールも試した。
開幕まで試行錯誤のマウンドが続きそうだが、球団計測で直球は最速150キロをマークするなど、仕上がりは順調。「次はおそらく12球団のホームグラウンドで投げられる。やっぱりプロのホームの球場で投げると、また気持ちの高ぶりだったりとか、そういうものも変わってくると思うんで少し楽しみな部分ではありますね」と次回登板を見据えた。










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