J2北海道コンサドーレ札幌はアウェーでJ3松本に0―3で敗れ、2連敗を喫した。前半37分、後半12分とセットプレーで連続失点。

2点を先制されると、FW大森真吾(25)を投入するなど攻撃陣を総入れ替えしたが得点は奪えず、ダメ押しの3点目を決められた。前節の岐阜戦に続き、J3クラブ相手に黒星。1勝4敗となり、立て直しを迫られている。

 J3クラブ相手に屈辱的な完敗だ。札幌の川井健太監督(44)は、うなだれる選手たちとともに、松本まで駆けつけたサポーターの席に歩み寄り、言った。「今、俺らは弱い。でも強くするから。(選手たちは)変わろうとしている。彼らを信用してくれ!」

 立ち上がりは右サイド白井陽斗(26)がGKと1対1でシュートを放ち、主導権を握った。だが、37分にCKを松本FWに頭でたたき込まれると、戦況は悪化。後半12分には、ロングスローのこぼれ球を押し込まれた。2点差になると前線の4人をすべて入れ替えたが、改善されぬまま、さらに失点。

キャプテンマークを付けて4バックを統率したDF浦上仁騎(29)は「強いチームならセットプレーでやられることはない」と悔やんだ。

 この日はU―15から札幌で育ったDF川原颯斗(22)が後半からJリーグデビュー。攻守で奮闘したが「逆転したかった。悔しい気持ちでいっぱいです。出られたのはうれしいけど、ほろ苦デビューになってしまった」と唇をかんだ。

 敗因を「プレーよりもメンタル」とみる川井監督は「現実を受け止めながら次に進んでいくしかない」と浮上のきっかけをつかもうとしていた。(甲斐 毅彦)

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