◆アジア杯 ▽1次リーグ第2節 日本11―0インド(7日、オーストラリア・パース)

 2大会ぶりの優勝を目指すFIFAランク8位のなでしこジャパンは、同67位のインドに11―0で勝利した。

 初戦の台湾戦から、ニルス・ニールセン監督は先発を9人変更。

FW田中美南、MF長谷川唯以外は入れ替える大胆の采配を見せ、インドとの一戦に挑んだ。

 台湾戦では前半だけでシュートを20本以上浴びさせ、ボール支配率も驚異の9割以上を誇ったが、無得点と苦戦した。しかし、この試合は前回の試合がうそだったかのように、序盤から得点を重ねた。ゴールラッシュの幕開けは前半4分、右サイドバックで起用されたDF山本柚月が右サイドからドリブルで切り込み、相手選手を股抜きでかわしてから左足を一閃(いっせん)。力強いシュートはゴール左隅に突き刺さった。

 なでしこはここから止まらなかった。同13分、山本の右クロスから長谷川が追加点を奪うと、同20分には長谷川のパスからMF宮沢ひなたがネットに突き刺し、3点目。同35分にはMF林穂之香のパスから田中がワンタッチで方向を変えると、抜け出した宮沢が再びネットを揺らした。

 さらに、前半アディショナルタイムにDF熊谷紗希が相手のプッシングによりファウルをもらい、PKを獲得。MF清家貴子が冷静にゴール右へ沈め、前半だけで5点リードを手にした。

 ニールセン監督は後半から田中、長谷川、FW千葉玲海菜をベンチに下げ、FW植木理子、FW土方麻椰、MF成宮唯を投入。途中出場の選手がさらなる勢いをもたらし、なでしこのゴールラッシュは止まらなかった。

後半2分、土方の左クロスを植木が華麗に流し込むと、同5分には再び植木がゴール。同10分には清家がこの試合自身2点目、試合全体では8点目となる一発を決めた。

 同17分には山本の右クロスから土方がヘッドで沈め、A代表初得点を決めて、チーム全体の得点はついに9点に。同20分に植木がハットトリックを達成し、得点数が10点にまで届いた。さらに同36分には宮沢もハットトリックとなる11点目を入れた。

 なでしこはこれで勝ち点6となり、C組の首位をキープ。

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