◆ラグビー リーグワン1部 第7節 相模原―東京SG(7日、秩父宮ラグビー場)

 2月に積雪で中止となった相模原―東京SGの一戦は再試合が行われ、レギュラーシーズン4位の東京SGは、同11位の相模原に15―34で敗れた。今季初出場となったプロップ垣永真之介は「一番の仕事としてはチームが勝つことだったので。

それができなかったのは残念」と、振り返った。

 昨年3月の第11節以来となった公式戦。今季から日本代表プロップの「TK」こと竹内柊平が入団し、ポジション争いが厳しくなった。「みんなに愛されて、プレーも素晴らしい」と認める竹内は昨季、浦安を退団後に進路を探す中、垣永が勧誘したという。「サンゴリアスも優勝から遠ざかっている。コンペティション(競争)が出てくれば、チームを強くする要因になると思うし、TKが来たことでフロントローのクオリティはすごく高くなっているので。素晴らしいこと」。豊富な運動量が持ち味の竹内。34歳の元日本代表は「僕は、彼みたいに走れないので(笑)」と頭をかきつつ「セットプレーや、重要な場面でチームに貢献できるプレーができれば」と、勝負師の顔で語る。

 人気面では不動のレギュラーの座を譲っていない。チームが実施した、応援したい選手に投票する「推しゴリ」選手権ではこの日、1位を獲得。ハーフタイム中に発表され、元日本代表SHの流大が2位、南アフリカ代表のWTBコルビが3位と続いた。

後半最初から出場した垣永は出番前、盛り上げるパフォーマンスなど案を練っていたが、ビハインドだった状況もあってそっと入場。それでもグラウンド上では、相手からボールを奪い返すスチールを決めれば、スクラムで反則をさそってシャウト。「もう、35歳の年なので。老化だけ…」としつつ、ハツラツのプレーで沸かせた。

 次戦は共に東京・府中市にクラブハウスを置く、BL東京との“府中ダービー”。レギュラーシーズンも折り返し、上位6チームによるプレーオフ進出争いも熱を帯びてくる。2連覇王者は今季、ここまで5勝5敗の6位と苦戦しているが「近年は勝っていないし、2連覇しているチームなので。チャレンジャーの気持ちで。セットピースが大事だと思うので、出られたら貢献したい」と垣永。名実ともに、レギュラーの座を狙う。

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