大相撲 ▽春場所初日(8日、エディオンアリーナ大阪)

 西序ノ口12枚目・阿龍(中村)が、東序ノ口12枚目・小力(田子ノ浦)に寄り切られて、黒星発進となった。

 昨年5月の夏場所の七番相撲で左膝を負傷。

前十字靱帯(じんたい)断裂と半月板損傷で全治8か月と診断され、同年8月に手術した。名古屋場所の不戦敗を含め、3場所連続で全休し、先場所の七番相撲で復帰した。取組を終え「部屋でもほとんど稽古ができていなかったので、怖さもあった」と語った。

 師匠の中村親方(元関脇・嘉風)からも「勝ちたい気持ちもわかるが、部屋でも十分な稽古をできていないのだから」と声を掛けられている。高校時代はアメリカンフットボール部のラインメンで活躍し、卒業後に角界入り。自己最高位は幕下40枚目の実力者が、着実に復活のステップを踏んでいる。

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