◆名古屋ウィメンズマラソン(8日、バンテリンドームナゴヤ発着=42・195キロ)

 昨年の東京世界陸上代表の佐藤早也伽(積水化学)が2時間21分56秒で、2年連続日本勢トップの2位だった。2連覇を達成したシェイラ・チェプキルイ(ケニア)とゴール目前までデッドヒート。

わずか2秒届かなかったが、熱い走りを見せて28年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年10月3日、名古屋)の出場権を獲得した。

 強風の影響などもあって自己ベストには届かず、レース後の会見で「悔しさがあったり、ラスト競り負けたことも悔しかった」と振り返るが、手応えもある。終盤まで熱い戦いを繰り広げ「優勝争いを最後までできたことが一番の手応え。最後負けてしまいましたが、マラソンで勝ちたいなっていう思いで走れたことは、自分にとって良い経験。これからの距離につながる」とうなずいた。

 昨年9月の東京世界陸上は13位。同12月まではけがもあって走り込めず「足作りがうまくいっていない状態。そこから(今年)1月、2月、何とか取り戻そうという気持ちで練習に取り組みました」と必死に調整を重ねた。

 前回は自己ベスト(2時間20分59秒)をマークした相性の良い大会で「昨年よりは状態も良くないのかなって自分の中でも思っていて。それでも、自分は自己ベストを出したい。目標がないと頑張れないなっていうのがあって、不安な気持ちはすごいあって。でも、それに負けないように練習を頑張ってきました」と涙を流しながら話した。

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